Eclipseのプロジェクト・エクスプローラを使ってWebアプリを快適に開発
Webアプリケーションの開発をEclipseで行っていると、Javaファイルを格納するフォルダと他のWebリソース(.jsp、.css、.js、など)を格納するフォルダがパッケージ/エクスプローラ上で離れているということがよくあります。
よほど大きな画面を使っていない限り、それぞれのリソースを行き来するのは面倒です。もちろん、Ctrl+Shift+T(キーワードで型を開く)やCtrl+Shift+R(キーワードでリソースを開く)という方法もありますが、ディレクトリ構成を見ながら複数のファイルを編集していきたいというケースもあるでしょう。
そんなときに使えるのが、プロジェクト・エクスプローラというビューです。これはパッケージ・エクスプローラにそっくりなビューで、同じようにフォルダ構成をツリーで表示してくれます。察しの良い方は、もう気づかれたと思いますが、要するにパッケージ・エクスプローラをJavaファイル編集用、プロジェクト・エクスプローラをWebリソース編集用のビューとして使うわけです。
このようにして使います。この図ではプロジェクト・エクスプローラでwebappフォルダ配下だけを表示しています。以外と便利そうに思いませんか?
使い方
欠点
欠点というほどでもありませんが、Eclipseを再起動するとプロジェクト・エクスプローラの表示は元に戻ってしまいます(特定のフォルダ配下を表示させていてもリセット)。なので、再起動の度に選択し直さなければなりません。そういう時は、エディタとのリンク機能を利用してさっと再選択するのが楽です(エディタにWebリソースを表示→リンク→次へジャンプ)。
まとめ
プロジェクト・エクスプローラを活用すると、少しだけ開発の効率が上がるかもしれない。